我が國の製造業の物流需要の伸び率はマイナスからプラスへの転換を実現
2020年初め以來、全國の社會物流総額は5カ月連続でマイナス成長し、7月のデータはマイナスからプラスに転じ、全國の物流需要全體が2019年同期水準に回復したことを反映している。同時に物流需要構造は引き続き最適化され、消費分野の新エネルギーは持続的に力を出している。8月25日、中國物流・購買連合會が発表したデータによると、1-7月の全國工業品物流総額は前年同期比0.4%減の133兆6000億元で、減少幅は1-6月より0.9ポイント縮小し、そのうち製造業の物流需要の伸び率はマイナスからプラスに転換し、前年同期比0.1%増加した。
1月から7月にかけて、全國の物流総需要は回復態勢を続け、工業物流は基本的に安定し、輸入物流需要は比較的速い成長を維持し、消費、民生に関連する物流需要は持続的に回復し、新運動エネルギーの支持作用は持続的に強化され、物流運行の好調さはさらに強固になった、全國の物流業の総収入は5兆7000億元で、前年同期比1.5%減少し、減少幅は1-6月より1.2ポイント縮小した。構造から見ると、電子商取引、宅配物流市場の規模の増加は衰えず、1-7月は前年同期比12.8%増加し、増加率は1-6月より0.8ポイント上昇し、4カ月連続で回復し、物流市場の回復の重要な支えとなった。全國の社會物流総費用は8.0兆元で、前年同期比2.4%減少し、下落幅は上半期より1.6ポイント縮小した。段階別に見ると、輸送、保管、管理段階の物流コストの下落幅はいずれも縮小傾向を呈し、それぞれ上半期より1.3、2.1、1.5ポイント縮小した。中國物流・購買連合會は、全體的に見ると、マクロ経済の安定した回復に基づいて、全國の物流運行の安定回復の勢いはさらに強固になったが、安定した運行に影響を與えるリスク點は依然として存在することにも注意しなければならない：1つは物流需給の両端は依然として圧力を受けている。第二に、物流サービス価格は依然として低位をさまよっている。第三に、物流企業の収益水準が弱い。
中國物流・購買連合會は、「現在、世界的な疫病は依然として蔓延し続けており、國際経済貿易情勢は複雑で厳しく、物流サービス価格は全體的に低位に推移しており、物流企業の収益水準はまだ通常の水準に回復しておらず、物流需要の回復成長の持続性にはまだ不確実性がある」と強調した。